2015年8月29日土曜日

メキシコで1年間の学生ビザを申請する方法

 -グアナファト大学の場合-Universidad de Guanajuato

長い道のりでしたが、ようやくメキシコでの在留資格(1年間)の申請が完了しました!
振り返ってみると順調に一つ一つクリアできていたのですが、対応している時は不安でいっぱいの日々でした。同じようなケースの情報も少ないし、スペイン語もよくわからないし…挙げ句の果てには、私たちが申請するタイミングで申請条件が急に変更になったりもしました
なにかと手間はかかりましたが、観光ビザ(Tourist VISA)で滞在する場合と比べて、この在留資格を持つ事でメリットは増えます。現地で銀行口座も作れたり、車の免許を申請したりする事ができるので生活の質がずいぶん向上します。
メキシコはいろんな事でルールが変わりやすいので、あくまで2015年現在の情報ですが、誰かの参考になりますように。

流れとしては、
1 メキシコ大使館(東京)にてビザの申請・面接
2 メキシコ国内の移民局で在留届を提出 です。


1. メキシコ大使館のHPを参考にして学生ビザの申請に必要な書類を揃える

・査証申請用紙
・パスポートの原本とコピー
・カラー写真 
・入学許可書
・経済証明

まず、グアナファト大学に入学許可書を発行してもらいます。必要事項を入学許可書に記入してもらうよう大学にメールで依頼しました。1カ月近くたっても返事が全然なかったので、Skypeで電話連絡すると「迷惑メールフォルダに入っていたので確認できませんでした」との事でした。同じタイミングで大学側に催促、確認をカナダに住んでいる友人のルームメイト(スペイン語ネイティブのエクアドル人)が手伝ってくれました。電話でややこしい文言を確認するのはかなりストレスのかかる作業だったので、本当に助かりました。


そして、ここで曲者なのがカラー写真と経済証明です。
写真で重要なのはとにかくおでこと耳が完全に出ている事!センター分けぐらいでは通用しません。完全にオールバックです。女性が一つくくりにしておでこを出していても、少しでも髪がおでこを隠しているとアウトでした。生え際を全て見せて欲しいようです。
私たちも二人ともアウトで、メキシコ大使館の近くのビッグカメラで900円の写真を撮りなおすハメになりました。水でもジェルでもいいから、とにかく完全オールバックです!


そして、経済証明。これ、2014年の時点では、
980万円の口座残高証明か、直近3カ月で毎月8万円の収入証明
が条件でした。夫婦で片方が仕事をしてる場合は、どちらかが経済証明をして学生ビザを発行後、付帯で申請できるとの事でした。ちなみに付帯の申請の条件は、
直近3カ月にわたり継続して月17万円を有する証明でした。(口座に3カ月間継続して17万円をキープできていたらOK
980万と毎月8万のハードルの高さが違いすぎて、ゆったり笑って構えていました。

が、しかし!!!

無情にも2014年10月に法律が変わり、条件が変わりました。
新しい条件は、直近3カ月で毎月6万円以上の収入証明、直近3カ月に渡り継続して55万円を有する証明。
毎月の収入証明は下がりましたが、残高証明は17万円が55万円に跳ね上がりました。
夫婦で共働きなら問題ないのでしょうが、うちは生活費の口座をまとめていた事もありMia名義の口座で55万円を保持している口座がなかったので困りました。
おいおい!急にそれはないわー!! と突っ込む相手はメキシコ政府。あまりにも遠かったです。
結局2つの銀行の口座を合算して、提出しました。



2.メキシコ大使館に面接の予約を入れる→面接

面接可能な時間は平日の9:00から13:00です。日本でビザの発給をしているのは東京にある大使館だけなので、そこそこ混んでいます。希望の日時があるのなら、最低1カ月前には連絡した方が確実かと思います。
最初に必要書類を提出して順番を待ちます。私たちは提出した瞬間、「この写真では申請不可です。取り直して来てください」と却下されました。
面接は英語かスペイン語で行われるとのことだったのでドキドキでした。最初に面接の言語を聞かれ選択できます。聞かれたのは、スペイン語を学びたい理由、なぜメキシコでスペイン語を学ぶのか?(スペインじゃなくて)といった内容で10分くらいだったと思います。
Miaはメキシコ留学を選んだ理由を「安いから」と答えて反感を買っていました。私はそれを踏まえてメキシコの歴史、遺跡、文化に興味があると答えると「Perfect!」でした。
10時からの面接予定でしたが、書類の不備(写真の撮りなおし)や待ち時間が2時間ぐらいあって疲れました。面接が終わったのが1時くらい、ビザの受け取りが3時でした。1日仕事と思っていた方が無難です。


3.居住地域のMigracion(移民局)で在留者カードに切り替える

さあこれでようやくメキシコに入国です。でも、手続きはまだ終わっていません。
この段階ではメキシコ大使館領事の発行した学生ビザの有効期限は180日。メキシコ入国後30日以内に、居住地の移民局で在留者カードに切り替える必要があります。
日本でやったのは何だったんだ…と思わずに、そういうもんと割りきって同じような作業を淡々と進めていきます。


グアナファト州の移民局は隣町のサン・ミゲル・デ・アジェンテ(San miguel de allente)にあります。セントロと呼ばれるグアナファトの中心部から、町外れのバスターミナルまで行き、そこから長距離バスで向かいます。グアナファト〜サンミゲル間は時間にして1時間半ぐらい、料金は1等が片道130ペソ(現在1ペソ7〜8円です。)、2等が98ペソです。


サンミゲルの移民局


















1回目 
私たちは諸々の確認のために下見に行って必要書類を確認しましたが、移民局のHPに情報は載っており、申請用紙(2種類)のダウンロード、印刷も可能でした。HP、申請書類の記入は全てスペイン語なので、メキシコ人の友人に内容を確認してもらって記入しました。


2回目
前回もらった書類(2種類)に必要事項を記入して、写真、パスポートのコピー、空港で渡される税関申告書の半券、を提出します。
移民局の前にはインターネットカフェ、写真屋もあるので、当日写真を撮ってもらうことも可能です。私たちは手書きで記入する申請用紙の他にもう1枚、オンラインで入力しなければいけない申請用紙があることを理解できておらず、準備できていませんでした。なので当日インターネットカフェで入力してプリントアウトしました。店員さんも慣れているようで、「ここには住所を入力して…ここは入力しなくても良いよ」と、優しく教えてくれました。
写真はここで撮ると120ペソ。グアナファト市内では50ペソでも撮ってくれますが、日本での取り直しの思い出が頭をよぎり、無難な道を選びました。もちろん完全オールバックです。


3回目
前回の登録に不備がなければ、4、5日後に移民局のHPにマイアカウントでアクセスすると「OKです」的な内容が表示されます。その表示が出てから3日後以降に移民局へ向かいます。私たちはこの"3日後以降"が理解できずに"3日以内"だと思い込んでしまいました。


3回目の移民局に行って、半券ちぎって順番を待って窓口に向かうと、
「まだですよ。3日後以降ですよ。」と言われました。
えー!!!こっちは往復4時間以上かけて来てるし、スペイン語今から勉強するっていう立場なのに、ややこしい表現なんか理解できるわけないやん!!!
とお願いすると、移民局の中でも最も優しそうな方がその場で登録してくれました。
両手の指10本の指紋を取り、幾つかの書類にサインをして全ての行程が終了です。
10日後に、受け取りです。


4回目
いよいよ一時在留者カードの受け取りです。日本で書類も写真も提出したのに4回もサンミゲルに来たことも、ここまでくるといい思い出です。
入国した日から1年間の期限で在留者カードが発行されました!!
カードと一緒に幾つかの書類も一緒に渡されサインをして無事申請完了です。



長い道のりではあるものの、学生ビザの場合、申請に関する費用はかかりません。無料です。(もちろん、大使館がある東京までの交通費、写真代、移民局があるサンミゲルまでの交通費など諸経費はかかります)
大学の費用は2015年8月現在1セメスター(8月〜12月)で10341ペソ。米ドル設定なのでレートによって日々金額は変わっていました。私たちは2セメスター、つまり1年間の申請なので一人あたり約14万〜15万円でスペイン語留学できるという事です。安くないですか?プライベートスクールより断然安く、授業も満足しています。


すべて自力でやると、それなりに大変ですが経験値も増え、金額も最低限でできます。
面倒なビザの申請など、お金を払えばやってくれる業者もあると思うので、時間とお金と相談して、最善の方法を選択してください。










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