2017年5月2日火曜日

サンタモニカでオススメのスリフトショップ&古着屋 6選  -Satogaeri①-



約2年ぶりに日本へ一時帰国していました。
期間は4月3日から23日までの20日間。


まだまだ余韻を楽しみ時差ぼけに苦しんでいますが、記憶が鮮明なうちに少しずつ振り返ってみようと思います。


まずは、最初に立ち寄ったロスアンゼルスのサンタモニカのスリフトショップ事情について。

ストリートの文化と新しいアイデアを感じられる楽しい街でした。







旅のルートなど

〜ロスアンゼルス空港からローカルバス利用〜




カンクンから日本は地球の裏側といってもいいぐらい離れています。
最安値のフライトを探した結果、カンクンーロスアンゼルスをDelta航空で、ロスアンゼルスー上海ー東京を中華東方航空と2つの路線に分けてチケットを取りました。
カンクンーロスアンゼルスが320ドル、ロスから東京までが504ドル。
1ドル115円だったので合計で94,983円(824ドル)でした。



せっかくの長旅なので、行きのフライトはロスに2泊、上海に1泊寄り道する事に。
トランジットを除けばロスを訪れたのは10年ぶりくらいでしたが、以前は気がつかなかったスペイン語が目にも耳にも入ってきて新鮮でした。


これまた最安値の宿をAirbnbで探したところ、Miaが見つけてきたのは、東側の郊外、MonterayParkにある中国人ファミリーの家。1泊1人14ドルでした。


ホストの家まではGoogleMapで確認すると、空港からは40km、30分位。
今回はバックパックにトランク(テキーラ3本が入った)という移民スタイルだったので、タクシーかUberでサクッと行きたいところでしたが、きっちりとローカルバスを乗り継いで移動しました。
おそらく、ロスアンゼルス国際空港からダウンタウンに出る最安値の方法だと思います。


まず、空港から市バスのターミナルであるLAX City Bus centerへ無料のシャトルバスで向かいます。
City Bus Centerからはダウンタウン各方面に路線が広がっているので、目的地に近い場所まで市バスを乗り継ぐことができます。


料金は1区間が1.75ドル。お金をチャージをできるカード、TAPカードが1ドル、TAPカードを含む1日乗り放題のDaypassが8ドルでした。
2区間以上往復するのならDaypassがお得ですね。


ちなみに、サンタモニカ近辺は別の路線のバスが走っていて、DayPass対象外でした。。



City Bus centerからローカルバスに乗り換え


ここで注意しないといけないのは、市バスではお釣りが出ないので、小さい額のお金を準備しておく必要があるということ。
 City Bus center の近くには両替できる場所がないので、空港近辺で小銭を作っておきましょう。
バス停で待っていると両替を頼まれることもありました。
運が良ければ両替してくれる人もいるかもしれません。


ローカルバスを乗り継ぎ、結局MonterayParkまでは2時間かかりました。
翌日に備えて早めに就寝。











スリフトショップ密集地 Santa monica 




メキシコ目線になっているせいもあるかもしれませんが、良いコンディションの洋服や靴を目が回るほど見つけられました。
さすがアメリカ。


街を歩いているだけでもグラフティも可愛いし、市民農園も綺麗だし、ストリートにカルチャーを感じられます。
アメリカ、楽しい。




翌朝、ゆっくり目を覚ましてから、出発。
MonterayParkからローカルバスを乗り継ぎ、(2時間)まずはベニスビーチへ。


Subwayでコーヒーだけ買って、ビーチでお昼ご飯(メキシコから持参したパン)。
お腹がふくれたところで1件目のお店へ向かいました。



※それぞれのお店の名前をHPアドレスにリンクしています。
※ページの最後にサンタモニカの街と各店舗のGoogleMapのリンクを貼ってます。



サンタモニカの図書館







St.Matthew's Thrift Shop

スリフトショップとは、古着や家具、家電など生活に必要なものを寄付によって集め、それを販売している店のことです。


ここもその一つで、店頭に立っている人達は皆さんボランティア。
お店の売り上げは、店の維持にかかる費用を除いた全てを貧困層に対する社会サービスへ助成金という形で寄付しているそうです。


いらない服の寄付をすることも、買い物することも誰かの助けになるシステム。
その素晴らしいシステムを支えているのはボランティアの人達。


消費大国と呼ばれているアメリカですが、その社会の中には本当に色んな人がいるんだなということを実感。



さて、商品構成ですが、服だけでなくレコードや小さな家具なども置いていました。
仕入れがドネーション(寄付)中心なので、最新のトレンドを追いかけている様な商品構成ではありませんが、掘り出し物を見つかられる可能性は十分あります。


私はここで、SatoriMovementというカルフォルニア生まれのスケーターブランドのハーフパンツを75¢で購入しました。
安い!












Buffalo Exchange

サンタモニカでは合計6件のスリフトショップやセカンドハンドショップを見て回ったのですが、Miaはここが一番お気に入りでした。


レディスもメンズも充実していて、服のコンディションも良かったです。
スニーカーも充実していました。


中学生の頃イメージしていたような、まさに西海岸な雰囲気でトキメキなお店でした。
料金は、モノによりますが、10〜25ドルくらいのものが多かったです。


ショップバッグ(2ドル)もとても可愛かったので、お土産にしても喜ばれるのではないでしょうか。






メインストリート沿いの共同市民農園










Crossroads Trading

②から少し離れているのでバスに乗ってやってきたのがこちら。
私は一番欲しいモノが多いお店でした。
メンズが充実していて、ストリートからデザイナーまで目移りしまくり。


広いスペースで商品量も多いですが、全体的にいいフィルターがかかっていて良い具合にセレクトされている印象。


ネオン管のサインもアメリカ感あり









④ Wasteland


こちらはヴィンテージ専門店。
ハイセンスなセレクトっぽいですが、私たちにはハイセンスすぎたのと、50ドルオーバーの商品が多いためあまり響かず。


でも、こだわりをお持ちのファッション好きには良いのかもしれません。


高いだけあってコンディションや品揃えは抜群です。
でも、やっぱりちょっとハイセンスすぎる気もしないでもありません。









⑤American Cancer Society
 (HPなし)


こちらも慈善団体運営のスリフトショップ。
店頭にはボランティアの方が立ち、収益はガン患者の治療団体へと寄付されます。


富裕層のミドルエイジな方達が携わっている様で、少し年齢層高めな洋服が並んでいます。
スーツやジャケット、ミドルエイジなドレスや靴が多いですが、元は良いものが多い印象。


TPOに合わせたフォーマルな服が見つかりそうです。
Miaはパンプスを買ってました。


ボランティアの人達の発するエネルギーはどこまでもピュア。
曇りのない笑顔にいろいろ考えさせられました。














⑥Goodwill


アメリカ全土に展開しているスリフトショップ。
大量にあるすべての商品は寄付によるもの。


半袖3ドル、長袖5ドル、ズボン6ドル、みたいな感じでとにかく安くて商品が多い。
掘り出し物もありますが、店も倉庫のように広いので見てまわるには少し時間が必要かもしれません。


6件の中ではここが一番お財布に優しかったです。
コンディションはあまりよくない服が大半ですが、時間をかければ必ず欲しいものを見つけられるはず。


私も靴を買ったので靴を寄付してきました。
物々交換しているような気分でもありました。





各店舗の地図のリンクはこちら











感想


というわけで、サンタモニカ楽しかったです。
ただ歩いているだけで面白い人やクールな景色に出会うので、買い物なしでも十分楽しい。


グラフティも歩行者が楽しくなるような作品であったり、それぞれのお店のコンセプトに社会貢献が要素として入っていたりして、街の雰囲気がとても良かったです。


ちなみに今回ご紹介した6件は、1日で歩いて見て回れます。
ロスアンゼルス1日観光のオプションとしてなかなかいいコースだと思うので、時間がある方はぜひ巡ってみてください!









2017年4月4日火曜日

メキシコでは何事も時間がかかるという話



グアナファトから一緒にカンクンへやってきた私達の愛車。
国土が広いメキシコなので長距離運転をする機会も多かったのか、2003年製の割に走行距離は19万kmと、日本ではあまり目にしない距離を走っている。
旅の途中に何度か故障はしたけれど、その度に直しながら乗り続けていた。


カンクンへ引っ越した後も、車を購入したグアナファトナンバーのままで過ごしていたのだが、警察に止められることが続いていた。
今思えば街に慣れてなくて、浮ついた気持ちが運転に出ていたのかもしれない。
さらに、購入したグアナファトのプラカ(ナンバープレート)のままだったので、言って見れば外人が東京を他府県ナンバーで走っているようなもの。
目につきやすかったのだろう。


キンタナ・ロー州の警察は、メキシコの中でも特に腐敗しており、なんだかんだといちゃもんをつけてはガンガンカツアゲしてくる。
その度に、不良警官の気分次第でお金を失うので、たまったもんじゃ無い。


プラカを変えた方が良さそうだなと思いながらも、しばらく乗っていたのだが、
エアコンなしの愛車でカンクンの夏を過ごしてみて、あまりの暑さに何度も意識朦朧状態になった。
車内の暑さは身の危険を感じるほどったので、思い切ってエアコン付きの車に買い替えることを決意した。














中古車を売買するには、キンタナ・ロー州のナンバーに変えたほうが手続きがスムーズだと言われたので、まずはプラカ(ナンバープレート)を交換することに。


ただ、プラカを変える手続きが全くスムーズではなかった…。
あまりにも長かったこの手続き。


結局、半年かかった手続きを時系列で振り返ってみる。


スーパーの入り口にあるカンクンの陸運局。


9月


メキシコでは免許証も州が発行しているので、引っ越ししたら変更手続きが必要。
まずは警察署で免許更新をした。
少し待ったものの、問題なくキンタナ・ロー州の免許証を発行してくれた。
スムーズな滑り出しだ。
次に、本来の目的であるプラカの変更ができる陸運局の場所を教えてもらい、早速車を走らせる。
途中の車内では、売り値を考えたり、エアコン付きの車の快適な日々を想像したり、インターネットで売りに出すのもいいかもね、などと話していた。


この時点では、うまくいけば当日新しいプラカをもらえると思っていたので。






陸運局は、週末にチアンギス(青空市場)が開かれているエリアのお向かいにあるスーパー、「チェドラウィ」の中にあった。
その辺にいた人にプラカの交換にきたことを告げると、2階にで手続きをしていると教えてくれた。
2階に上がると、7、8人の人が待っていて、ちょっとした列ができている。
担当者がランチを食べているからみんな待っていると。


仕方ないので、素直にしばらく待つ。


しばらくすると、ランチを食べ終わった担当者が現れ、仕事を再開した。
順調に列が進み、私たちの順番に。



私「あのー、プラカを交換したいんですけど。」
担「はい。それでは直近5年分の税金支払い証明書を提出してください。」

私「あ、証明書はないんですけど、購入した時に調べてもらったので、しっかり払っています。滞納はしていないはずです。車体番号で調べられますか?」

担「調べられません。直近5年間の税金支払い証明書の原本が必要です」
私「そ、そうなんですか?困ったな…。グアナファトの陸運局に聞いてもらえませんか?」



私たちが車を購入したグアナファトでは、中古車を売買する時、税金の支払いはもちろんチェックされるが、書類の提出義務はないため発行していなかった


そして耳を疑うようなことを言い出す担当者。



担「メキシコ合衆国の中で、唯一グアナファト州だけが他州との郵送のやり取りを行っていません。ですので、直接取りに行ってください。」
私「え?グアナファトまで?行かないとダメなんですか?」

担「はい。証明書をもらったらまた来てくださいね。はい。次の人ー。」



信じられない気持ちでグアナファトの陸運局に問い合わせる。
電話に出たのはゆっくりとした優しい口調で話す、担当者。

久しぶりにグアナファトの日々を思い出して、懐かしい気持ちになったのもつかの間、
ゆっくり、はっきり、聞き取りやすい声でこう言われた。



グアナファトの担当者「そうですね。本人が来ないと発行できませんね。」







10月下旬


ドキドキしながら会社に休みを申請。
10日間の休みをもらう。

メキシコのLCC、ビバ・アエロブスを利用して、メキシコシティを経由し、懐かしのグアナファトへ。


早速、陸運局へ税金支払い証明を出してもらいに行く。


陸運局で待っている間、
カンクンから飛行機やバスを乗り継ぎ、時間とお金をかけてここまできたので、ここで「書類の不備で出しません」
なんて言われたらどうしようと、不安な気持ちが膨らむ。
しっかり書類は揃えてきたし、何度も確認したから大丈夫なはず…。


心配は杞憂に終わり、あっさりと税金証明をだしてくれ、無事受け取る。
一安心。








11月



陸運局は平日しかやっていないので、Miaが一人で税金証明書や必要書類を持って再び陸運局へ。
もう問題は何もないはずだった。


すると、今はプラカが品切れなので渡せないと。
プラカって品切れるものなのかという思いを抑えながら、なんとか交渉するMia。


そこで、再び耳を疑うようなことを言い出す受付嬢。



受「古いプラカはをグアナファトに直接返しに行ってくださいね。あと、車の所有者本人(私)じゃ無いので、プラカがない間の一時許可書も発行できません。」



職場にいた私の携帯に、怒髪天を衝く絵文字で報告メールが入った。




M「グアナファトに返しに行かなければならないって言われたけど、私絶対に信じない。」



仕方なく、再び慣れ親しんだグアナファトのプラカを取り付けて家に帰る。
プラカが届くという年明けまで待つことに。


まだそんなに人がいない頃







1月


今回こそはと、強い決意を持って再び仕事を休み、二人で三たび陸運局へ。
すると、あふれんばかりの人、人、人。


受付に至るまでに、人員整理専門の人がいる。
気だるそうに人員整理をしているのはおばさん。
気が滅入りながらも列に並ぼうとすると、おばさんがこう言った。


おば「もう今日のプラカは売り切れた。手続きもできない。並んでも何もできないから、今日は諦めろ。そしてから明日の朝4時半に来い」


ショックな一言だったが、こっちも仕事を休んできているのでそう簡単には帰れない。
嘘だと思って列に並ぶ。





1時間ぐらい待ってやっと受付にたどり着く。
そして、駐車場の男を紹介される。
この時点で入り口のおばさんが嘘をついていたことが判明。
どうやら、人が多すぎるから適当なことを言って明日へ回してるようだ。


駐車場へ行くと、それらしき男が待っていた。
書類を見せようとすると、それには目もくれず、「車はどれだ」と。


車へ連れて行くと、ボンネット内部に刻印してある車体番号をメモる男。
そのメモを持って受付に提出すると番号札をもらう。
再び番号札を持って待つ。
システムはよくわからないが、なんとなく行程が進んでいる気がする。


順番が来てようやく新規プラカの登録、支払い、そしてプラカが無い間の許可書の紙をもらう。
やっぱり、プラカはなかった。


でも古いプラカは何も言わずに受け取ってくれた。
グアナファトには返しに行かなくていいようだ。




この日は朝から7時間待ち続けた。

担「1月末には、絶対に新しいプラカが届くから!」

と言われた。









2月中旬


どうせ1月末ではまだ来ていないだろうという読みで、さらに待ち、2月中旬に三たび仕事を休んで陸運局に行く。


まだ届いていない。


そして、プラカの受け取りは車の所有者でなくてもできるということを教えてもらう。
夫婦であれば所有者と同じ住所の証明ができれば受け取り可能だそうだ。
免許書の裏に住所が書いてあるので、それを持参すれば妻が受け取れると。
もうこれで仕事は休まなくてもよくなった。








3月28日


Miaが一人でもう何度目かの陸運局へ。
かつてないほどの人で溢れている。


人員整理の人はいたが、若いお兄ちゃん変わっていたそうだ。
嘘つきおばさん、クビになったんだな…。


そして、ここにきてプラカの受け取りには、車の所有者のビザと住所がわかる公共料金の請求書が必要と言われる。

もちろん初耳。








3月29日



翌日、Miaがお弁当と待ち時間用の電子書籍を持参して、準備万端で行くと更に凄い人、人、人。


あまりの人の多さにテレビ局が取材に来ている。
すると、Miaの前に並んでいた人の様子がおかしい。
仕事をサボってきていたのか、テレビを見ると急にサングラスをかけておどおどしてしだす。


長時間の待ち時間でも、足の不自由な人がきたら快く列の前に入れてあげるメキシコ人。
優しい。


混乱気味の人混みの中、誰も怒るわけでもなく、順番を抜かしたりすることもなく、のんびりお喋りしたり、おやつを食べたり、テレビカメラから隠れたりしながらみんな大人しく待っていたそうだ。





この国民性はメキシコの愛すべきところだ。
それゆえ、システムは改良されないのだろう。


人があふれ出した頃










そして並ぶこと3時間。
ついに、ついに念願のプラカを手に入れた!


メキシコのプラカは、数字の後ろに州を代表するデザインが入っている。
例えば、お隣のユカタン州はチチェンイツアのピラミッドなんかが入っていたりする。
さらに年によってもデザインが違う。


キンタナ・ロー州は前々回がバショウカジキ。
前回はジンベイザメ。


楽しみにしていた今回、フラミンゴだったら嬉しいなあ…と思っていた今回は!
















…無地。


半年待ったけど無地。
真っ白。

ついに手にしたプラカ。持つ手にも思わず力が入る。




はい。という流れで、無事プラカを交換することができました。


グアナファトで中古車を買う時には、念のために直近5年分の税金支払い証明書を絶対もらってくださいね。








このように、メキシコでは何事も思ったより時間がかかりますが、最終的には大体の目的を達成できます。
根気が養われますし、先進国に行った時には社会が合理的に設計されている事に感動する事ができます。


メキシコのせいで遭遇する待ち時間、その時は、無駄に感じます。
家でネットサーフィンしている時間は、後から考えると、無駄に感じます。


1年後、メキシコの待ち時間の方は、思い出にはなっているはず。


諦めて受け入れましょう。

2017年3月21日火曜日

海外に出る前の準備に最適!世界の生活費を比較できるWebサイト



Numbeo



海外に出る前の準備、情報集めの時にとっても役立つ、便利なWebサイトの御紹介です。


NumbeoはWikipediaの生活情報版のようなデータベース。
海外旅行に行く前や、海外移住先を選ぶ時に重要な情報を調べる事ができます。


食費や公共交通機関といったリビングコストだけでなく、交通量(渋滞)、犯罪率なども調べる事ができます。


自分の住んでる場所と比較出来るので、イメージしやすいです。
上がってくる数値もなかなか現実に近い感覚。
使い方もとても簡単です!








トップページにある世界地図では、データの登録地域にピンが打たれています。
赤に近い色の場所ほど物価が高く、緑色に近い色の場所ほど物価が安い地域になっていまう。


ヨーロッパを見ると、東西で極端に物価の差がある事が一目瞭然。
日本は赤くてメキシコは緑です。










比較したい時は[Cost Living]タブの[Cost Living Comparison]を選択します。







比較する地域を入力。
対象地域は予測変換で出てきます。


試しに東京とカンクンを比べてみます。












出てきました。
東京では国産の生ビールが400円となっています。
カンクンは117.95円です。


安いですね。
しかし、カンクンではそもそも生ビールを飲める場所はずいぶん限られています。







次にスーパーの物価を見てみましょう。





東京ではミルク1リットルが199.25円、カンクンでは90.10円。
東京ではトマト1kgが756.67円、カンクンでは82.57円。


カンクン安いですね…。



と、いうような感じで世界各国のリビングコストが比較できます。
Numbeoのおかげでカンクンの物価が世界基準で安いことを知れました。


他にも天気や環境汚染、医療レベルやタクシー初乗りなんかも調べられます。


次の移住先はどこにしようかな…。
という下調べの妄想時に便利ですね。


そして、常に現地の最新情報を教えてくださいという表示が出てきます。
値段にズレがある時は申告すれば情報更新してくれるようです。



自分にとって必要なこと(ビールの値段など)、事前に知れますよ!



2017年3月12日日曜日

鹿を追う者は山を見ず




長野県にある、大鹿村という村をご存知ですか?


一見すると特に変わったところのない普通の山村なのですが、なぜかそこには昔から、自然と共に暮らす事を選んだ移住者が住み着いたり、旅人が訪れたりと、なんとも言えない不思議な魅力がある村なんです。


村からは雄大な南アルプスを望む事ができ、大鹿歌舞伎という300年以上前から続く伝統芸能のお芝居文化が今も残っています。


決して優しい自然環境ではないですが、湧き水が湧いていたり、山の中から塩の温泉が湧いていて、その温泉を煮詰めて塩を作っていたり、自然の恵みに多様性があります。


また、サブカルチャーとして、村の北端には分杭峠というゼロ磁場の場所があってパワースポットとして知られていたり、私の好きな詩人、ナナオサカキさんが最後に住んでおられた家があったりします。


私もMiaに紹介してもらい、村に何度か滞在する機会があったのですが、リピートしたくなる魅力が確かにあります。






さて、そんな大鹿村が今、直面している問題があります。
それはリニア中央新幹線。


未来の乗り物だったリニアモーターカーは、いつの間にかもう実用化が近づいてきていて、東京と大阪をほぼ直線で結び、その想定所要時間はなんと67分。
時速500kmで走る予定だそうです。


すごいですね〜。
新幹線でも2時間かかるのに、1時間で東京から大阪へ行けると。
大阪〜東京間の通勤も夢ではないですね。
喜ぶ人もたくさん…いるんでしょうか?




リニア中央新幹線は、大鹿村を含む、南アルプスをずどーんとトンネルで貫きます。


ちなみに、大鹿村の地下には中央構造線という日本最大級の活断層が通っています。
日本列島は太平洋のプレートと、ユーラシア大陸のプレートの真上にあるのですが、その境目がまさに中央構造線。


プレートとプレートがぶつかって、大陸が隆起して山(南アルプス)になるということは学校でも習った気がします。
そこにトンネルを掘ってリニアモーターカーを走らせるという計画が、すでに決まっています。


それって、ちょっと怖くないですか?
自然環境も破壊されるし、そうまでして1時間早く大阪に着くことのメリットって、実際そんなにないんじゃねーの?って思うんです。









チーズ工房・アルプカーゼ



大鹿村に行くと、必ず立ち寄るアルプカーゼというチーズ屋さんがあります。
敷地内の牧場で、化学肥料も農薬も使われていない牧草を食べて育ったヤギと牛。
そのミルクを使って作られているゴーダチーズなんですが、これが格別。


アルプカーゼのゴーダチーズはクセのないさっぱりとした味わいのチーズで、チーズフォンデュにもぴったり。
もちろん、そのまま食べてもとても美味しいです。


お店に行くと、チーズを薄くスライスして味見をさせてくれます。
これまた敷地内に湧いている湧き水で入れたコーヒーを添えて。
チーズとコーヒーが驚くほど合うんですよね。


若いチーズと、熟成が進んだチーズがあるのですが、熟成が進むと芳醇な香りが強まり、コクと旨味が強くなります。
食べ比べると、その違いがはっきりわかります。
どっちもそれぞれ美味しいので、結局どっちも買ってしまいます。




アルプカーゼのご主人は若い頃にチーズの本場、スイスでチーズ作りを学ばれた経験があり、その後、故郷である大鹿村でチーズ工房を始められたそうです。
私たちがいつもお世話になっていて、いろいろ教えてくださるHさんの古い御友人でもあります。



そして、ここは湧き水もとても美味しいんです。
大鹿村には他にも水が湧いている場所がいくつかありますが、ここの湧き水はご主人が水源と取水口の間にろ過装置を作られているため、不純物(砂や木屑)が一切なくなっています。
なんでも、水源から湧いている水をタンクに貯めて、その上澄みだけを流す、という工程を二重にされているとか。


そのせいなのか、もともとの水質なのか、とにかく美味しいです。
口当たりもまろやかさも甘さも冷たさも完璧。


お店の横では、鱒が気持ちよさそうに湧き水の小川で泳いでいます。





アルプカーゼはチーズも湧き水もプレミア感があるんですよね。
クオリティが並外れて高い。
特別に贅沢なものを口にしている、という幸せな気持ちになります。













リニアと湧き水の天秤



さて、話は戻ってリニア新幹線。
そのルートのほとんどがトンネルになる、ということで、大規模なトンネル工事がもうすでに始まっています。


「南アルプスの天然水」という商品があるぐらい、もともと豊富に水を湛えている南アルプス。
地中の水脈を外してトンネルを掘ることは不可能です。
トンネルと地下水脈がぶつかると、当然工事によってできた穴から水は逃げていきます。


すると、井戸が枯れたり、川が枯れたり、水の流れに変化が起きます。
現在の予定では、大鹿村の水源の地下をリニア新幹線が走ることになっています。


このままでは、大鹿村の美味しい湧き水や温泉が枯れてしまうかもしれません。






大鹿村に馴染みのない人にとっては、やはり遠い場所で起こっていることだと思うので、なかなか実感がわかないと思います。


でも、一度あの絶品のチーズを食べて、湧き水を飲んでもらえたら、みなさんもこう思うはずです。


「東京から大阪まで1時間早く着けるかわりに、この環境が失われるなら…
 リニア、別にいらないかも。」って。










中国に「鹿を追う者は山を見ず」ということわざがあります。
意味は、夢中になって獲物を追っかけていると、山全体が見えなくなり、道に迷って危険な目にあう。つまり、集中しすぎるとゆとりを失うということ。


目先の利益を追いかけて、他の大切なことが目に入らなくなる状態。
これ、大いに理解できます。


ことわざにあるぐらいですから、昔から人間は何にも変わらないのでしょう。
私も、ギョウジャニンニクを摘むのに夢中になりすぎて、北海道の山でまんまと道に迷った経験があります。
そういう特徴があるんでしょうね。






でも、当事者じゃない人が横から声をかけることで、問題は食い止めることができると思うんですよね。




そんなわけで、横から言ってみます。

「鹿、追いかけすぎだよ。」って。








2017年2月27日月曜日

メキシコの美味しいミネラルウォーター



メキシコの水事情


メキシコは水源が多く、広い国土の中に湧き水、温泉、セノーテ、と、様々な形で水が湧いています。
といっても、国全体が潤っているわけではなく、砂漠や乾燥した高原地帯では慢性的に水不足。
飲み水だけでなく、生活用水も貴重な資源という地域は少なくありません。


地名の中には湧き水を表す地名(Ojo de agua/Agua de manantial)もよく目にしますが、実際に今もその場所で豊富に水が湧いているかといえばそうでもなく、「かつて」水が湧いていた場所が多いように感じます。




私たちが住んでいるユカタン半島にはいくつもセノーテがあるので、マヤの人たちは水源としてセノーテの近くに都市国家を作りました。
セノーテはマヤの人たちにとって貴重な生活用水でもあり、儀式の場でもあり、信仰の対象でもありました。
ジャングルが広がり、セノーテがたくさんある場所。
そう聞くと、水には困らなさそうですよね。


しかし、現代人の私たちにとっては、他の地域と同じく、飲み水にも困らないほど水に恵まれている!とは言えません。


ユカタン半島は確かに水源は豊富です。
が、水道の水を直接飲むことはできません。
その大きな理由の一つは、石灰成分が強すぎて、飲用には適していないということ。


普通に暮らしていても、石灰成分が強いことを体感する機会が多々あります。


一度、うちのシャワーが壊れたときにヘッドの部分から水漏れが続いていたことがありました。
その水滴を雨漏りの水を受けるように大きなタンクで受けていると、三日もするとタンクは石灰で真っ白に。

水道の蛇口も定期的に掃除しないと、石灰成分が固まって水の出が悪くなってしまいます。
水道管に付着した石灰成分が石化して、水道管が詰まることも。
それほど、この地域の水は石灰成分が強いんです。



また、メリダの人はカンクンの大規模な開発に下水システムが追いついていないため、水源が汚染されているとも言っていました。
ソースも信憑性もあやふやなのですが、海岸線に乱立する巨大なホテル群を見ていると、あながちただの噂とも思えません。。。




メキシコでは、先進国のように各地域で毎年水道水の水質について政府が検査をして、その結果を公表しているわけではないので、何かが起こった時(感染症や赤痢など)に、水が原因だったと発表され、そこで初めて国民は水質について知ることになります。


その長年の積み重ねで「水道水は飲んではいけない」というざっくりとした見解が国中の共通認識として広まっているのが現状。




なので、現地で暮らすメキシコ人も外人も、飲み水は日常的に買っています。
料理に使うかどうかは人によりそうですが、私たちは料理にも買った水を使っています。


市販されている水の9割以上はミネラルウォーターではなく、ピュリファイドウォーター(Purified water)と呼ばれる「浄水」です。


ピュリファイドウォーターとは、水道水をろ過、殺菌、成分調整した水のこと。
水に含まれる不純物をフィルタリングするので、いいものも悪いものも取り除いた「浄水」です。


Costcoとかで売られている安い水はほとんどがこのピュリファイドウォーターです。
原材料の部分を見ると浄水(水道水)と表記されています。


人体に与える悪影響を取り除いたこの水は、安全面から考えると素晴らしい技術です。
なんせ飲めない水を飲めるようにするのですから。


でも、贅沢を言えば、その水には味や風味はありません。
工場で作られた水だからです。


つまり、湧き水(セノーテ)はたくさんあるけど、飲み水は浄水という、飲み水に関しては少し残念な環境。


残念と言っても、セノーテの水を受け付けない、自分の体が作り出してる環境なんですけどね…。
マヤの人たちは何千年も水源として直接飲んでいたわけですから。





さて、そんな水事情のため、ここメキシコでは水は生きるために飲むもの。
味わうものではありませんでした。

Sta.Maríaに出会うまでは…。











イスタクシワトル山(Iztaccihuatl)の湧き水、Sta.María




ある日、Miaがメキシコの湧き水をボトリングしたミネラルウォーターが市販されている!という情報を見つけてきました。


その名はSta.María。


平均して他の水より気持ち値段が高いが、スーパーによっては他の水より安い。


早速調べてみると、ラベルには見覚えがありました。
確か、いつも行ってるスーパーにも売っていたはず!


早速、購入して飲んでみました。


すると…。


美味しい!!



口当たりが柔らかくて、ほんのり甘みも感じられます。
この2年間毎日飲んでいた水(浄水)と明らかに違いがあり、懐かしい記憶がよみがえってきました。


なめらかな口当たりに、かすかな甘みがあるってことは、もしかして…軟水!?


そう思って調べてみると、やっぱりそうでした。
硬度38.5、ph7.4の軟水です。




軟水と硬水はそれぞれにメリットとデメリットがあります。
料理によって向き不向きがあったり、石鹸の泡立ちが変わってきたり、髪や肌に優しかったり厳しかったり…。などなど。

ただ、そのまま水として飲む場合、日本人にとっとっては慣れ親しんだ軟水が美味しく感じます。
私たちも断然軟水が好きです。


わずかな味、感触の違いですが、とても気持ちが豊かになりました。





1.雪解け水は山に浸透し、
2.その過程で岩からのミネラルを吸収し、
3.その水が湧いているところでボトリングしてますよと。









Sta.Maríaは、メキシコシティとプエブラの間にあるイスタクシワトル山の自然保護区域から取水されているそうです。


イスタクシワトル山は標高5,286mの休火山。
そのシルエットが仰向けになった女性のように見えるため、地元の先住民族、ナワ族からは「眠る女」と呼ばれています。
また、”イスタクシワトル”は、現地の言葉ナワ語では「白い女」を意味しています。

確かに山のラインが女性的で、とても綺麗な山です。


イスタクシワトル山。
左側を頭にして横たわる女性のよう。
画像はウィキペディアより。




山自体が巨大なフィルターとなり、雪解け水には山の恵みであるミネラルが含まれています。

富士山の湧き水みたいな感じですね。


また、美味しい水を生み出してくれる貴重な山の生態系を守っていくために、Sta.Maríaのスタッフは周辺住民の力を借りて植林活動も行なっているとのこと。


その辺のサイドストーリーも好感が持てます。
というか好きです。嬉しいです。
飲むことで応援したいと思いました。



今度メキシコシティに行った時には、イスタクシワトル山まで足を伸ばしてみたいと思います!


Sta. Maríaホームページ

2017年1月22日日曜日

海外在住者がAirbnbのホストになる3つのメリット



前回、Airbnbをゲストの視点からどう活用できるかを記事にしましたが、今回は海外在住者がホストをするメリットについてまとめてみます。


昨年の10月から始めたところなので、まだ半年も経っていませんが本当にやってよかったと思ってます!

やる前と始めてからでは、精神的な豊かさが全然違います。


騙されたと思って一回やってみても損はない体験だと思うので、やっててよかったAirbnbな理由を3つまとめてみました。






連れて行ってもらったピンクレイクにて







1.収入を得られる


ホストとして自分のスペースをシェアする対価として、収入が得られます。
海外在住日本人の懐事情が一体どうなっているのかはさっぱりわかりませんが、あの手この手でなんとか稼いで暮らしている人にとっては大きいメリットです。


駐在や安定した企業で働いている人はお金には困っていないのかもしれませんが、組織に属してそこから支払われる給料を受け取ることと、自分で行動して直接稼いだ収入を得ることでは、意味が全然違います。


外国に住んで、自分の行動でお金を稼ぐという体験をすると、自分自身にものすごく大きな可能性を感じられます。
Airbnbというプラットフォームの力をかりれば、世界規模のマーケットに簡単に参入できます。


ただ、後述しますが、収入を得られることはメリットの一つに過ぎません。
収入を目的にしてしまうと、このシステムの純粋な魅力は一気に堕落してしまいます。


ホストになるメリットはまだあります。



チビータを取ってきて取り出す




2.世界中の人と出会える


ホストをしていると、ゲストは世界中からやって来ます。
最初のゲストはコロンビアからのお客さんでした。


その後、イギリス、メキシコ、ポーランド、ドイツ、中国、アメリカ、香港、ベネズエラ…


家で各国のゲストを迎えて話をしていると、まるで世界を旅行しているような気分を味わうことができます。
ヨーロッパの空気感や、アメリカの状況、移動する中国人のエネルギーなど、世界の今を家にいながら直接感じることができるのです。





しばらくして、面白いことに気がつきました。

日本のメディアではどちらかというと嫌われ者扱いされることの多い中国人や、ヨーロッパのメディアがあまり好意的に捉えていないアメリカ人。


ところが、私たちの直接的な体験では、この2カ国のゲストは特にスイートで知的な優しい人たちで、心に残る深い交流ができました。


全てとは言えませんが、メディアの発信している情報と、自分たちの体験は全く逆だったのです。
これはとても興味深い体験でした。


日本が中国を、ヨーロッパがアメリカを、なんとなく下に見るような風潮を感じるのですが、見下している間に中国もアメリカも追いつけないんじゃないかと思うところまでどんどん伸びていっていることを実感しました。


彼らはオープンなマインドを持っていて、とても気持ちの良いGive(与える)の精神を持っています。
恩着せがましくなくスマートに、なにかしらの嬉しい喜びを与えてくれるんですよね。


外に出ている若い中国人の語学力は、すでに自分とは比べ物にならないレベルに達しているし、アメリカの若者は新しい経験や変化を好み、それを楽しむ余裕を持っています。


中華系のほんとにいい人たちと出会って、国の印象が大きく変わりました。




ココナッツをとってみる




3.人の役に立つ喜びを感じられる



海外で暮らしていると、時々自分の存在価値を見失いそうになります。


「あれ?なにしてんだおれ…。こんなことするために日本出たんだっけ…」

みたいな。


望む形で暮らせている人もいるとは思うのですが、何かに我慢しながら、歯を食いしばって頑張っている人も多いはず。


自分の頑張りを認めてくれる人もおらず、自分の能力が下がったかのような錯覚に陥ることもしばしばあります。




Airbnbでホストをすると、大体のゲストは喜んでくれます。
自分の起こしたアクションで、見ず知らずだった遠い国の誰かが喜んでくれるのです。


異国の地でこんなに嬉しいことはありません。
承認欲求が満たされるだけでなく、さらにもう1段階上の喜びを感じられます。




その喜びを元に、もう少し深く考えます。


「自分がゲストだったら、どんな家が居心地いいんだろう。」


まだ見ぬだれかの喜びをイメージして、自分たちのスペースに少しずつ変化を加えていきます。
すると、すぐにではないかもしれませんが、必ず誰かがそのアクションに対して反応してくれます。


直接お礼を言ってもらえることもあれば、後から嬉しいレビューを残してくれることも。


その国の社会で認めてもらうまではなかなか時間がかかりますが、Airbnbでホストをすると、すぐに評価してもらえます。


もちろん良い評価もあれば悪い評価もあるかもしれません。
でも、フェアなんです。
フェアに評価されることって、とてもありがたくて、楽です。


その地に根付いて、異文化との摩擦をすり合わせながら暮らしていくことは、移住者には必要な経験だと思いますし、能力も上がると思います。


ただ、そこに意識がフォーカスしすぎると、しんどくなっちゃいます。


そんな状態の人にはぜひ、一度体験してみてほしいなあと思います。


他の人が自分の行動によって喜んでくれる。
これは純粋な喜びです。


少なくともこのAirbnbというシステムにおいては、利益を追い求めるべきではありません。
喜びに意識をフォーカスして、人生をエンジョイしましょう。




イスラブランカのサンセット




まとめ



いかがでしたか?
 Airbnbのホストやってみたくなりましたか?


このシステムはとても革新的なので、今後どう展開していくかはわかりません。
世界中でコミュニティは拡大してきてはいますが、恐らくそれぞれの国で起こっていることは違うはず。


利益追求に走る国や、本来のシェアリングエコノミーを実践できている国、利権を守りたいグループに圧力をかけられている地域もあります。


その国や地域によって、得られる経験や感じる思いは違っているでしょう。


それでも、今は世界規模のプラットフォームを利用して、自分たちの世界観を全世界の人々に発信することができます。


国や地域によっては規制があるところもあるとは思いますが、出来る場所なら今のうちにぜひ挑戦してみてください!



パンツを忘れていった可愛い彼氏



利用登録はこちらから




下記リンクからAirbnbでホストになる登録ができます。


登録は無料です。


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2017年1月8日日曜日

Airbnbと宿の比較。メキシコを旅するならどっちを選ぶべき?


シェアリングエコノミーという言葉の語源にもなっている民泊システム、Airbnb。
メキシコでもかなり普及してきていて、大体どこの町でもリスティング(部屋)を見つけることができるようになってきています。


メキシコで最初に利用した時の体験がとても素晴らしかったので、しばらくAirbnbばかり使っていましたが、この前の11月にメキシコシティを訪れた時は、なんとなく日本人宿のペンションアミーゴに久しぶりに泊まってみました。


すると、やっぱり年季の入ったいい宿には面白い人が集まっていて、出会いがあって、物語がありました。
全体的に値上がりしてきているAirbnbの部屋に比べて料金も安いし、旅人が残していったコアな情報も手に入る。

アミーゴのキッチンに貼ってある、伝説の地図職人・富永さんの地図を見ながら旅の計画を立てている若者を見ていると、宿の歴史や旅のロマンを感じられて、やっぱり宿もいいなと思いました。







ここ2年でメキシコのいろんな場所を訪れ、各地でAirbnbを利用したり宿に泊まったりしていくうちに、その地域によってどちらを利用した方がよりよい滞在が出来るかが、だんだん掴めてきました。


Airbnbの宿泊体験談とメキシコを旅する上でのシステムの利便性、場所によっては宿を選んだ方がいい理由などを個人的な主観になりますがつらつらと書いていきます。


尚、私の旅の予算ですが、一人一泊10USD前後です。
その予算の幅の中での宿選び目線となっております。







グアナファトで1ヶ月滞在した部屋から。


最初のAirbnb体験



私たちがメキシコに移住するにあたって、最初に選んだ町は中央高原地帯にあるグアナファト。
そこにはもちろん知り合いやサポートしてくれる人がいるわけでもなく、まずは自力で家探しをする必要がありました。


そもそもメキシコでどうやって家を探すのかもわかっていなかったので、とりあえずの仮住まいを決めて、そこを拠点に家を探そうと考えました。


そこで初めて利用したのがAirbnb。
1か月あればなんとか見つけられるだろうと、日本にいる間に写真やレビューを見ながら予算内で収まる部屋を探し、丸々1ヶ月間レンタル。
最初の仮住まいとして予約しておきました。


つまり、私たちの最初のAirbnb体験は、ゲストとしての体験でした。



サンフランシスコからのフライトは予定通りの時刻にシラオ空港に着き、そこからタクシーでグアナファトのセントロへ。
なんだかんだでグアナファトに到着した時はもうすでに夜中の12時を過ぎていました。


事前に手帳に書き留めていた住所をたよりに、なんとかその近くと思われる場所までタクシーで来たものの、どれがホストの家なのかさっぱりわかりません。


周りは真っ暗。吹き荒れる強風。移動の疲れに加えて、寒さと眠さと不安な気持ち。
メキシコについてものの1時間で、早速絶望感を味わいながら立ち尽くす私たち。


周りの人に恐る恐る場所を聞いたりしてもわからず、いよいよ体も冷えてきたぞ、と焦りだした頃、ホストのパロマが家のバルコニーから私たちを見つけて声をかけてくれたのです。


パロマは寒そうに震えながら、パジャマで外まで出迎えに来てくれました。
パジャマは日本で売ってるようなフリース素材で、暖かい柔らかい生活を連想させてくれ、気持ちが和みました。


その時の私たちにとってのパロマは、まさにグアダルーペ。
後光がさしてるような登場シーンで、とても印象に残っています。


パロマ達は本当に面倒見のいいホストで、その後の私たちの家探しだけでなく、中古車を探すのも手伝ってくれました。
ビザの申請書類を翻訳、確認してくれたり、素敵な友達も紹介してくれたりもしました。
一緒にご飯を食べたり、お酒を飲んだり、街を案内してくれたり…。


グアナファトを離れた今も変わらず気にかけてくれていて、自分の価値観が変わるほどの愛情の深さに何度も胸を打たれています。


ホストとゲストという関係からの始まりでしたが、
彼女たち抜きではグアナファトの生活はスタートできなかっただろうし、Airbnbのシステムを通じてこんな出会いがあるのかと感動しました。


パロマたちの家は広くて、私たちの部屋以外にも他に2部屋ぐらい貸し出していたので、滞在中は他のAirbnb利用者とも過ごす機会がありましたが、普段の自分たちの行動パターンでは出会わないような人が多く、刺激的かつ新鮮な気持ちで滞在を楽しめました。












旅の途中の後部座席。まだまだ積んでました。

旅のスタイルに合わせて検索できる便利なフィルター機能




素敵な出会いをもたらしてくれたAirbnbのインパクトはとても強く、カンクンへの引っ越し旅の途中にも、いろんな町でゲストとしてAirbnbを利用しました。


引っ越しがてらの車旅だったため、車のトランクと後部座席には荷物をパンパンに積んだ状態。
大事なものも積み込んでいたので、安全面を考えると宿泊先の敷地内に駐車場があることは必須条件でした。


そこで便利だったのがフィルター機能。
Airbnbは部屋を検索するときに「フィルター機能」で条件面の絞り込みができます。


フィルター機能を使って絞り込む中で、私たちが重視したのは、「キッチンあり」「敷地内無料駐車場」「ワイヤレスインターネット」。


必須条件で絞り込んでもまだ選択肢が多い場合は料金やさらに細かなディティールで絞り込んでいきます。
「寝室にカギがある」「ノートPC向けのワークスペースがある」などなど…


希望のフィルターをかけた後、料金や立地、ホストのレビューを見て部屋を選びました。



普通の安宿で駐車場があるところは少なかった(もしくはあるかないか行ってみないとわからない)ので、事前に条件で検索できるというところがとても便利でした。


みなさんいろんなスタイルで旅をしていると思うのですが、(車、バイク、ペット連れ、子供連れ、荷物が多い、ベジタリアン、etc...)フィルター機能をうまく使えば、あなたのスタイルにぴったりの快適な部屋を事前に見つけられるはずです。


ベジタリアンの人はキッチンが使えたほうが嬉しいでしょうし、子供連れの人も最初から小さい子供を受け入れてもらえるかどうか、わかっていたほうが安心だと思います。


また、ホストと事前にメールでやり取りするので、家やその地域の情報をある程度先に確認するのもよいでしょう。



















Airbnbを使うべき場所と宿に泊まるべき場所



そんなこんなで、メキシコに来てからトータルで10カ所の街でAirbnbを利用しました。

利用した街は以下の通り。
グアナファト、ケレタロ、アグアスカリエンテス、メキシコシティ、クエルナバカ、オアハカ、サンクリストバル、カンペチェ、メリダ、カンクン。


中には、若干部屋がぼろいけどウルルン滞在記のような素敵な家族との滞在もあれば、お金持ちの家で清潔だけどいまいち居心地がよくない滞在も。
基本的に普通の家で受け入れている場合が多いので、旅行者向けの立地ではないローカルな地域に泊まれたりするのも興味深い体験でした。


そのうち、その街の雰囲気によって、Airbnbと宿のどちらを選べばより良い滞在ができるのか、だんだん傾向が分かってきました。



①もともと旅人が集う街の場合、宿の方が安くて快適で面白い人に出会える。


シポリテのおすすめホステル、Lococo。一泊一人100MXN。


メキシコシティもそうですが、パレンケやサンクリストバル、シポリテなど、メキシコの中でも昔から旅人に好まれている場所には必ずといっていいほど宿があります。


中南米を旅している人は長期間旅を続けている人が多く、アルゼンチンやウルグアイといった日本から見ると地球の裏側の人たちと出会うことも少なくありません。
彼らの旅のスタイルは特徴的で、多くの人が中南米を稼ぎながら旅しています。
そのアイデアやインスピレーションはとても興味深いです。


宿のオーナーや管理人、その時のその場所にいる人によって雰囲気が作られるので、同じ場所でも人が違えば印象が違うこともあります。
旅行者同士でこれから先の旅のルートに関する情報を交換できるのも大きなメリットです。




あの宿は楽しかったなー、という宿を後から振り返ってみると、共用スペースのキッチン、リビングの居心地がよかった印象です。
作って食べて飲んで話して、他の人と時間を過ごす場所なので、逆にそこが荒れているところはやめておきましょう。


長期滞在している人が多い、沈没地と言われる場所にはそれなりに理由があります。
気候がいい、物価が安い、治安がいい、景色が綺麗、退屈しないetc...


そのような場所にある宿は、ゆっくり滞在できる準備がすでに整っています。
モラトリアムを過ごす世界各国の人と交流することができるのも旅の醍醐味。
こんな人生もあるんだなと、そんなんもありなんだなと、価値観が広がります。









②旅人が来ない町は宿も古くて高くて味気ない。そういう場所ではAirbnbで部屋を探すべき。


旅人がこないというと語弊があるかもしれませんが、カンペチェやクエルナバカのことです。
カンペチェやクエルナバカにももちろん旅行者はたくさん来ていますが、2、3日滞在しても特に見るものもないし、はっきりいって退屈。
宿も昔ながらのホステル(ちょっと綺麗だけどまあまあ高い)しかなかったりします。


そういう街はもともとあんまり寄りたくはないんだけど、ルート上どうしても経由しないといけないってことがしばしばあるはず。


こういう街は、民泊に向いてます。


なぜかというと、観光だけするのではなく、地元の人の暮らしを体験することで、一見すると退屈だった街も印象が変わって見えるからです。





例えば、クエルナバカで泊まった家。
そこはセントロから離れた、少し郊外にある住宅街にあるお家でした。


ホストのダニエルさんとダニエラさん夫婦(二人合わせてダニエレス)は二人とも消防団に所属。
メキシコの消防団は、ほぼほぼボランティアの人たちで構成されています。


ダニエレスももちろん自分たちの仕事も持っていて、休みにボランティアで消防団の活動も頑張っていた。
二人の出会いも消防団。


話を聞いていると、なんでも、救急の技術を競う世界大会というのがあるらしく、その大会が来年ブラジルであると。
ダニエレスの団はメキシコ国内の大会で見事に入賞し、来年の世界大会への出場が決まり、ブラジルへ行くと。

二人でニコニコしながら、嬉しそうに張り切っていました。




偉いなあ…。
ボランティアでやってる活動を世界大会まで高めるっていうキャパの広さ。
俺なんて…と考えさせられます。


メキシコではボランティア活動をしている人によく出会います。
今まではボランティアの社会貢献について、特に意識することもありませんでしたが、
メキシコでは意識するようになりました。


ダニエレスとは、 Ainbnbを使っていなかったら、おそらく出会えていません。
クエルナバカも、宿に泊まっていたら退屈だったかも。


でも、とてもよい滞在でした。

ダニエレスがレストランに連れて行ってくれた。
クエルナバカの名物料理の大きいジャガイモの料理。








まとめ



日本のカレーを作る。オアハカにて。


いかがでしたか?
メキシコを旅してみたくなりましたか?


宿とAirbnbとそれぞれ一長一短はありますが、宿泊先について2種類のオプションがあるってことは、より興味深い滞在、楽しい思い出ができる確率が上がったということ。
嬉しい変化です。


Airbnbはホテルに泊まるだけではできなかったディープな経験が簡単にできる、画期的なシステムだと思います。


場所や条件に応じて宿泊先を上手く使い分けて、記憶に残る旅を満喫してください!





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